• 評価:
3.30/5.0
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行政書士の詳細

費用
約20万円~
期間
平均6ヶ月~1年
平均年収
約500万円
難易度
★★★★☆
就職
★★★★☆
  • 法律を扱う国家資格
    →比較的難易度は高い
  • 就職・転職で有利
    →独立開業して活躍する人も

権威ある法律の専門家。そのバッジは調和と真心を象徴する

行政書士は、弁護士、司法書士などと同じく、法律を扱う国家資格です。
国民と行政をつなぐ法律の専門家として大切な業務を担っており、主にコンサルティングから書類作成、そして提出の代理まで、クライアントをトータルサポートするのが仕事です。中でも、業務独占資格と呼ばれる、医師と同じように資格を持っていないとできない業務を行うことが許されているという特徴があります。

まず、国家資格でもある行政書士の大きな強みは、独立開業することができるという点です。会社に勤めることなく、手に職を持って自分のペースで生活できます。これを目標に行政書士を目指す人もたくさんいます。

もちろんですが就職、転職でもとても有利になります。国家資格の肩書きに加え、書類作成や法務のスペシャリストとして、企業の総務や法務部門などの門戸が開かれるため、
会社としてはかなり魅力的です。また、難関資格の取得にむけて努力したこと自体が評価される可能性もあります。

そもそも、行政書士の勉強で得られる法知識自体が日常生活で役立ちます。法律の知識があれば、いざという時に「知らないうちに損をした」なんてこともなくなり、安心した生活を送っていくことができます。普段の生活が法に寄り添っているだけあり、その知識を持っているのはかなりの長所です。

法律系の資格は、弁護士や司法書士などのように試験勉強に相当な時間も労力も費やすことが必要なことで有名です。行政書士においても例外はなく、日常では使用しないような難解な法律を扱うために難易度は高めです。しかし、他の法律関連の資格に比べると出題範囲は限られて取組みやすく、十分な準備すれば誰でも合格のチャンスはあります。

気になる勉強方法なのですが、大学の法学部に通いながら独学や資格スクールや通信講座などを利用して勉強する人、また行政書士事務所等で経験を積みながら勉強する人など様々なケースがあります。また、法的思考力や理解力を独学で身に着けるのは難しく、独学は効率が悪いという人も多く、そういった場合には、資格スクールや通信教育などを上手く活用するのが有効な方法だと言われています。

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行政書士の口コミ評判

  • 口コミ評判の表情
    カネなし さん
    男性
    30代前半

    難易度の割に収入が低く、行政書士だけでは食べていけない

    • オススメ度:評価:
    2016/12/19

    将来の独立開業を目指し、行政書士事務所で働かせてもらっていますが、正直、行政書士の資格だけで普通に生活していく事は難しいと思います。業務の中で行政書士として稼いでいく事や営業についても難しさを感じており、行政書士の資格の他に別の資格を取らないと食べていく事すら夢のまた夢です。

    ネット上や予備校のパンフレットには年収○千万だとか宣伝されていますが、それは本当に一部だと思います。行政書士事務所で勉強をさせてもらっているので不満を言うのもどうかと思いますが、4年勤務している先輩の行政書士の給与も年額230万円程度で、2年目の僕と大差はありません。ボーナスも無いので、月収で考えると資格取得中に契約社員として働いていた工場の方が手取りは多かったです。

    資格の取得に2年間かけましたが、その努力は無駄だったのでは?と感じてしまうほどです。行政書士だけでは食べていけないので、営業センスを身に着けるか何かプラスαの資格を身に着けるかしないといけないなと真剣に悩んでいます。

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    17
  • 口コミ評判の表情
    T.I. さん
    男性
    30代後半

    焦らず自分のペースで取り組むのが合格への一番の近道

    • オススメ度:評価:
    2016/07/04

    将来は独立したいと漠然と考えていましたが、なかなか何がしたいか見つけられないまま就職してしまいました。企業で働いてみて独立したい気持ちはますます高まり、自分には何ができるかどんな武器があるかと考え、独立や資格について調べていくうちに行政書士にたどり着きました。

    これなら自分にぴったりだと思い独学と通学を考えました。ですがネットに通信がその両方のよいところを兼ね備えているという記事を読み通信で勉強を始めました。最初に試験の日程を決め、それに向けての予定をたてました。

    仕事と両立させたかったし、難易度の高い資格ですが絶対合格したかったので長めのプランでしっかり学ぶ事に決めました。勉強中は一人で孤独で、通学で同じ目標をもった人たちと関わって切磋琢磨した方がよかったかなとも思いましたが、今思うと自分のペースで勉強出来る通信が私には合っていたと感じます。わからない所は質問出来るしサイトで小テストが受けられるので、出先のちょっとした時間にもささっと確認できて便利でした。

    だいたい1年くらい勉強して合格ラインを余裕で上回る点数で合格できました。夢だった独立に向けて日々勉強しながら働いています。

    参考になった
    6
  • 口コミ評判の表情
    ハヤブサ さん
    男性
    20代後半

    試験科目が共通で、司法書士とW取得するには有利な資格

    • オススメ度:評価:
    2015/06/30

    司法書士の資格のために勉強をしていましたが、司法書士と行政書士の受験科目は共通の科目が多かったことから行政書士も受験し、司法書士・行政書士の両方に合格する事ができました。

    両方の資格を取得しようと思った理由は、通っていた予備校の講師が両方の資格を持っていて、将来の方向性について相談をした際、司法書士の受験後に行政書士の受験を勧められたからです。

    司法書士の試験は7月で行政書士は11月なので、4か月の余裕があります。司法書士の口述試験の対策をしながら、4か月間で行政法の勉強をしましたが、不十分だと感じていました。しかし、司法書士で勉強をしていた商法・憲法・民法には自信があったので、合格する事ができました。60%の得点率で合格する事ができるので、合格にはテクニックも必要だと思います。

    私の場合は、司法書士の試験が終わるとすぐに行政書士の受験をしたので、共通科目の勉強をする必要はあまりありませんでした。

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